2020-07-01から1ヶ月間の記事一覧

瞳術

一眼二足三丹四力、古来より眼の重要性は一番に来ていたのです。 眼の使い方五法。 ①観の眼‥ 遠山の目付ともいう、遠く山を見るように真ん中に対象をいれて見る、情報処理が早く思考も加えないため早い反応が期待できる、合気二刀剣もこれになるよう使う。 ②…

水素の体感

https://peraichi.com/landing_pages/view/w585k なんと言っても眠くなる、この感想が多いです。写真は毛細血管を顕微鏡で見たところです。 θ波が出るためです。治療後の影響は少ないですが、運転などはお控えください。 トイレが近くなる、尿量が増える、汗…

浮木の極意

水中の瓢 現代風に言うと空のペットボトルを木刀で抑えても抑えてもクルリと刀をいなして浮あがってくる、そんな感覚です。 手の内が硬いと身体ごと崩されます、柳に風と水中の瓢の如くいなしては相手の中心に剣先をつけておきます。 しかし、ただ脱力をする…

剣の基礎

剣術の型とその他の身体操作やポイント。 礼法 歩法8種 握り 構え5種 切り方9種 目付 体捌き 正中線 丹田 仙骨 肩甲骨 三角矩 魂振 天の鳥船 これらは覚えて忘れること、まあ、無意識にできるまでということですが、初心の内は毎回なにかのテーマを選んで稽…

剣のまほろば5白鳳

最終章 白鳳の章は読み方があります、何回読んでも構いませんが必ず一度は付録を使い寝る前に寝床の中で読んで下さい、そして自分の師匠の一番印象深い姿を思い浮かべて下さい、◆はご自分の師匠を当てはめて下さい。 夢殿とは夢のとある、場所。 ふと夢殿を…

剣のまほろば4玄冬

「おお、久しぶりだのう、噂はきいておるぞ白井、武者修行では無敗だったそうだのう」 そう和かに笑っていたのはすでに、中西道場の筆頭を譲り渡した寺田宗有であった。 「実はお願いがあって来ました。」 「ああ、早速立ち会おうかのう。」 (白井は驚いた…

剣のまほろば3白秋

痩型で長身、眼光鋭く一目で異様な佇まいの男がいた、幽鬼、魔剣、鬼の剣、音無の構え、どれも高柳又四郎を現す二つ名であった。 音無の構えとは、彼の剣そのものである相手が出れば引き、引けば出るその間合いを1ミリでも破れるばたちまち激烈な打突が飛ん…

剣のまほろば2朱夏

背丈は無いががっしりとした体躯に浅黒く日焼けした顔には精気が漲り眼光の鋭さは只者では無くまるで獅子の如き風貌を醸し出していた、名は寺田宗有、一刀流中西道場に入門するも竹刀稽古は真の稽古にあらずと平常無敵流の門をたたき免許を授かる。 ちなみに…

剣のまほろば1青春編

江戸後期、日本の剣術事情は大きく変わろうとしていた、型剣術から竹刀剣術への移行期の頃日本有数の名門一刀流中西派も例外では無い。 竹刀稽古に批判の声もあるにはあった「名人達人が出なくなった」そんな古老の嘆きとはうらはらに上達の早さにおいて、ま…